食育

食育

皆さんは「心技体」という言葉を知っていますか?
nito個別学院のテーマは「アタマとココロ」です。心=ココロ、技=アタマ。それでは、体=?

というわけで、質の良いアタマと健全なココロを持つためには、健康な「カラダ」が必要です。
そして、健康な「カラダ」をつくるためには、正しい食の選択を出来るようにすることが重要です。

かつて、食事をするときには「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のように、家族みんなで一家
団欒を楽しんでいました。しかしながら、最近では、そのような光景も少なくなりつつあります。

コンビニが当たり前になってから、水筒はペットボトルに、おにぎりはお母さんが握ったものから買うものに代わり、お米を食べなくなった半面、ハンバーガーをはじめとするファストフードを食べる割合が増えました。

nito個別学院では、食育に取り組みます。

「食育の三つの柱」を大切にしたいと考えます。

  1. 選食力を養う
  2. 文化の伝承
  3. 地球の食を考える   ・・・・・の三点です。
朝はインスタントのカップスープではなくお味噌汁を飲む、お正月にはおせち料理を食べる、
豆腐や醤油や味噌の原料である大豆の95パーセントが輸入で成り立っている事実を知る。

まずは、できることから一緒にはじめてみませんか。

(塾長)

なぜ食育が大切なの?

家政学修士(食物・栄養学)
食と健康アドバイザー
野菜ソムリエ

山岸ゆかり

なぜ食育が大切なの?

私たちの住む日本には世界各地から沢山の食べ物が運ばれ、食生活はとても豊かなものになっています。何でも、好きなものを好きなだけ食べられる、そういう豊かな国に暮らしています。そのため自らの健康を守るためには、何をどう選んで食べたら良いのかを選択する知識が必要になってしまいました。

普段忘れがちなことですが私たちの身体は食べ物で出来ています。食べ物をどのように選び食べるかによって、その人の健康や生活の質が大きく変わってしまうのです。大人は勿論、ガンや糖尿病など様々な生活習慣病に関係しますが、成長期の子供達には心にも身体にも大きな影響を及ぼします。

例えば最近の子供達は運動不足や食べすぎなどから肥満が多いのですが、同時にやせの子供が多いのも事実です。我慢できない、キレやすい、落ち着きがない、そのような子供が多いというのも良く聞かれる話ではないでしょうか。子供を取り巻く食環境に問題が数多くあるのです。

大人も忙しさから、より便利なもの、口当たりの良いものを選んでしまいがちです。子供にも、食べてくれるものだったらと安易にメニューを選んでいませんか?なぜ子供は好き嫌いが多いのか、どうしたら偏食が治せるのか、たぶん自然に治るだろう、治らなくても大した問題ではないなどと大人も手を抜いてはいないでしょうか?

子供は食事を選ぶことができませんが「食」が子供の心身に与える影響は非常に大きいのです。子供の肥満は将来、生活習慣病になる確率を高くすると言われており、大人になってからの健康を大きく左右してしまうのです。誤った食生活が子供の輝かしい未来を奪ってしまうようなことがあってはいけません。

健康は食事からとも言いますが、朝食抜きの子供も多いのです。朝食を摂らなければ、朝まで絶食状態になっている身体にも脳にも必要なエネルギーが補給できず、脳に十分なエネルギーが行かなければ思考能力が落ちてしまうのも当然の成り行きです。

また楽しい食事や団欒は、精神的な豊かさや情緒的安定を作りますが、反対に一人ぼっちの食事は協調性や集中力のない子供にしてしまいます。日々の食生活の中から食べ物とは命であって、命をいただいていることに気づかされ、また自然への恩恵や生命の大切さから感謝の念を育むことができるのです。

世界各地から多くの食材を輸入しているにもかかわらず、無駄に捨てている私たち日本人。日本に食べ物を輸出する世界の国々では、食べ物が余って日本に輸出しているわけではないことを知るべきです。他国には明日の食べ物にも悩んでいる子供達がいるのです。

平成17年に成立した食育基本法では、「子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。」としています。そして、「食育を、生きる上での基本であり、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付け、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」ことが求められているとしています。

どのような食べ物を選び、どのように食べたら良いのか考えなければならない環境の中で私たちは暮らしています。

「食」という字は人を良くすると書きます。良い食生活が子供の豊かな人間形成や心身の健康増進に与える影響は大きく、どう食べるかはどう生きるかに直接つながっているのです。

今一度、立ち止まって「食」のありかたを真剣に見つめ直す必要があるのではないでしょうか?

山岸ゆかり先生のプロフィール

山岸先生は現在、東京誠心調理師専門学校や東京バイオテクノロジー専門学校、国際フード製菓専門学校、東京医薬専門学校、ヒューマンアカデミー横浜校食育講座などの場で、講師としてご活躍されています。

趣味 旅行、スキー、温泉
(出掛けた先で市場やスーパーマーケットに行くのが好き)
好きな食べ物 雑穀ご飯と野菜全般
お薦めの本 小泉武夫著 「食で日本を建て直せ」、 鍋島雅治原作 「築地魚河岸三代目」
最近はまっていること 油脂を使わないドイツ風ライ麦パン作り
山岸先生からの一言 魚を卸せるようになれば食生活も自給率も変わります。
みんなでマスターしましょう。